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【日本版401k】 確定拠出年金についてざっくりまとめてみた

みなさまこんにちは。

みなさまは確定拠出年金がなんたるかをご存知でしょうか?

聞いたことがあるけど具体的に説明はできない・・・

そんなあなたも大丈夫

この記事を読むと確定拠出年金についてのざっくりとした知識を3分程度で学ぶことができます。

それでは早速解説に移ります。

よく確定拠出年金『日本版401k』なんて言われています。

これはアメリカの401kという年金制度をもとにして日本の確定拠出年金が作られたことに由来します。

確定拠出年金とはざっくりどういったことかというと

老後のお金のために国民自ら運用頑張ってね~

という制度です。

確定拠出年金には大きく分けて次の2種類があります

個人型確定拠出年金  (略称 iDeCo

企業型確定拠出年金 (略称 企業型DC)

これらの差異は何かというと、運用するお金の出どころです

確定拠出年金は毎月掛け金というお金を積み立て、そのお金で運用をすることで運用益を出していきます。

この掛け金を自ら出す場合は個人型確定拠出年金勤め先の企業が出す場合は企業型確定拠出年金になります。

つまり、個人事業主フリーランスの方や企業に勤めているけど勤め先の企業が企業型確定拠出年金を導入していないサラリーマンの方個人型確定拠出年金

企業型確定拠出年金を導入している企業にお勤めのサラリーマン企業型確定拠出年金に加入することができます。(ちなみに、こちらの方は個人型確定拠出年金にW加入も可能です)

次に運用についてです。

何を運用するのかというと様々な商品の中から自分で選ぶ必要があるのですが運用商品は大きく分けて次の2種類あります。

①元本確保型 リスク小リターン小

②元本変動型 リスク大リターン大

どの程度リスクを取りたいかで商品を決めます。

元本確保型商品の一例としては定期預金や保険といったものがあります。

元本変動型商品の一例としては投資信託が挙げられます

続いて運用したお金の受け取り方です

運用したお金の受け取り方は以下の3種類になります

・老齢給付金 

・障害給付金  

・死亡一時金

大多数の方は老齢給付金にて受け取るのでここについてもう少し詳しく説明します。

老齢給付金は60歳以上になると受け取ることができます。逆に言うと確定拠出年金での利益は60歳まで引き出せないのは大きな特徴の一つです

老齢給付金の受け取り方法は2種類に分かれていて「年金」と「一時金」があります。

なにが違うかとざっくりいうと分割でもらうか一括でもらうかの違いです。

年金では5~20年にかけて少しずつもらい、一時金では一括でドンともらいます。

これまで述べてきた確定拠出年金ですが運用する我々側のメリットは細々としたものを除くとこの1点。ズバリ

税制の優遇です。

確定拠出年金では掛け金を支払う段階、運用する段階、もらう段階と大きく分けて3種類のステップがあるのですが、どのステップにおいても税金上とてもお得になります。

 

以上がざっくりまとめた確定拠出年金についての解説となります。